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2011年1月26日水曜日

2.あなたのWebサイトは、訪問者にどう見えているでしょう?




第2回です。今日のお題は、

「根源的な問い2.あなたのWebサイトは、訪問者にどう見えているでしょう?」

あなたがそうであるように、Webを見る人はとってもせっかちです。

さらに、情報量の増加やソーシャルメディアの多様化に比例して、年々せっかちになってきています。

あるWebページの読み込みが遅いと感じたら、例えITのプロフェッショナルなる人が

「これ以上速くなりませんよ、なぜなら○×△□...」

などと説明してみても(古き良き時代と異なって)全然納得しやしません、最近の老若男女は。

また、だれかがあなたのWebを最初に訪問したとき、彼/彼女は一見して、それはもう脊髄反射的な速さで「このサイトは好きだ/嫌いだ」と潜在意識で判断します。

そして、あなたのサイトにそのままとどまるか、Googleに戻って他のサイトを探すのか、即断即決!してしまいます。もし、とどまってくれなかった場合、彼/彼女があなたのサイトを訪れることは二度と無いでしょう...

何とも恐ろしい時代です。


ですから、あなたのWebサイトは、通常の訪問者の

「最初のメンタルチェックポイント」

をクリアしなければならないのです。


どうすれば良いでしょう?

ビジュアル的な魅力、これは有効です。しかし、どんなに優秀なクリエイターが最高のセンスと技術をもって臨んでも、これだけでは充分ではありません。


より重要なこと、それは訪問者を「誘惑して」「ここに居たい」「もっと探りたい」と思わせることです。


もし、あなたが運営しているWebがECサイトであれば、事態はよりいっそう深刻です。

あの手この手で「来店してくださった」お客様の気を引かなければなりません。

例えば、

・旬の商品の耳寄り情報
・流行りモノのお得な情報
・掘り出し物のディスカウント情報
・定番品のビックリ情報
・頭が良くなるか健康になるかスリムになれそうな(本当に?みたいな)アイテム
・クリックせずにはいられない魅惑的な、胸が高鳴るバナー
・すぐにイヤホンを探し出してでも再生せずにはいられない、面白そうな動画
・「今すぐ」会員にならないと損すると思って頂ける煽り

などなど。


トップページやランディングページには、サイトの生死が懸かっていると言っても全く過言ではありません。人生を賭けたお見合い写真の撮影と同等またはそれ以上に、細心にして最高の注意と努力を払って設計、制作する必要があります。

この話題は、後日(いつ?ちょっと先)「LPO」の回であらためて詳細にお話しします。

さて、次回は、

「根源的な問い3.あなたのWebサイトは、何をするのでしょう?」

では、またのお越しをお待ちしております <(_ _)>